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本当にハイブリッドカーは必要なのか?

日本でいわゆるエコカーとして、誰もがすぐに頭に思い浮かべるのはやはりハイブリッドカーだろう。何しろ本格的な量産車としてハイブリッドカーを世に送り出しだのは1997年のトヨタープリウスが最初であり、その次は1999年のホンダーインサイトだった。つまり、この分野では日本が世界を圧倒的にリードしてきたのだから、実際の燃費の良さはもちろん、子・‐ザーヘの刷り込み、あるいは思い入れも強い。思えば初代プリウスの燃費はリッター当たり28キロで、当時としては驚くほかない少食ぶりだったが、それから較べるとハイブリッド車の性能は、この15年で劇的なまでに向上している。現在のプリウスの10・15モード燃費はリッター当たり38・0キロ。車体を拡大し、動力性能を向上させながらの数値と考えれば、やはり驚異的だ。一方のインサイトは最新型がリッター当たり31.キロ。初代インサイトは36キロを記録していたから、それに較べると落ちているが、アルミボディ2シーターの特殊な存在だった初代と、今のモデルを直接比較するべきではないだろう。価格も下がってきた。初代プリウスの価格は215万円。今よりひとクラス小さいサイズで周囲を見渡すと、価格はガソリン車のざっと2倍という感じだった。それが今では205万円に過ぎないのだ。このハイブリッドの価格破壊をもたらしたのが、ホンダーインサイトであることは間違いない。
その189万円という価格がプリウスの価格を見直させることに繋がり、そしてハイブリッドカーという存在を特殊なところからポピュラーな選択肢へと移行させることになったのである。価格も存在も手頃になったハイブリッドカーは、次の段階としてここに来てバリエーションも急速に増やしている。プリウスとエスティマぐらいしか選択肢がない頃には、特にプリウスは「ハイブリッドだから買う」ものだった。生活の実際を考えればコンパクトカーや大きなセダンが便利な家庭でも、プリウスに自分の生活を合わせてそれを買ったのだ。そういうスノビズムもよかったのだが、今や時代は変わり、自分の生活や好みに合わせたハイブリッドカーが求められる。ボリュームゾーンである中型、小型のミニバンやコンパクトカーのハイブリッドの登場は、時代のニーズに応えたものだ。しかし、環境性能の高いクルマとはなにもハイブリッドカーばかりではない。たとえば、いよいよ実用性を増してきたEVはひとつの解答である。またヨーロッパからは、2007年に発表されたフォルクスワーゲンのTSTIユニットを皮切りに、エンジン排気量を縮小して直噴化し、更にはターボチャージヤーによる過給を組み合わせたダウンサイジングユニットが出現し、今やヨーロッパ車の多数派を占めるまでに至っている。
そして日本からも、マツダのSKYACTTIV、ダイハツーミライースのように、エンジン効率の向上に加えて軽量化、空気抵抗や摩擦抵抗の低減など既存の技術の磨き上げによって環境性能の向上を目指したモデルが登場してきた。巷で言う。第3のエコカーである。エコカーの主力であるハイブリッドカーと、それを取り巻く新たなモデル達。ここでは、その実力を今一度、横並びで検証してみたい。

 

 

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